ガーデンアイランド北海道とは

ガーデンアイランド北海道とは

「ガーデンアイランド北海道」(略称GIH)とは、北海道の自然、緑、花をテーマに、“美しい庭園の島・北海道”の実現を目指す道民運動です。私たちは、2003年からこの運動に取り組み、2008年にはこの運動の実質的スタートとなった全道イベント「ガーデンアイランド北海道2008」を開催しました。
「ガーデンアイランド北海道」では、2008年以降、この運動に賛同する全道の自然公園や都市公園、庭園、景勝地(自然景観、農村景観)を登録会場と認定し、相互連携によるネットワーク化を進めるとともに、北海道のガーデンやガーデニングの普及についての各種啓発活動や、北海道ガーデンのPR活動を行ってきました。
私たちは、今後も道民の皆様方のご支援をいただきながら、“美しい庭園の島・北海道”の実現を目指し、活動に取り組んでいきます。

取組みの経緯

今から15年ほど前、「沈みがちな今の北海道を、花と緑で元気にできないだろうか…」、という素朴な思いから、私たちは、過去に淡路や大阪などで行われた国際園芸博覧会のような大きな花の博覧会の誘致を国や道にお願いしようと考えていました。しかし、当時の厳しい財政状況の中でその実現は難しいだろうという行政側の判断と、その一方で行政に大きく依存することへの疑問、また北海道の花博のイメージはもっと違うところにあるのではないかという思いから、大きく方向転換することになりました。 すなわち、北海道全域を舞台にした、もっとスケールの大きい、北海道民が主導する参加型の花博を開催することはできないだろうか、というものです。それが、「ガーデンアイランド北海道」の最初の発想でした
その背景には、自然が豊かな北海道の風土があることはいうまでもありません。その風土を私たちは「美しい庭園の島」、すなわち「ガーデンアイランド」と呼び、花と緑で北海道を元気にしたいと願う多くの道民の力を結集し、2008年に全道を舞台に「ガーデンアイランド北海道2008」というイベントを行いました。 そして、その翌年、このイベントを通して築かれた多くの人たちとのネットワークを大切にしながら、「北海道を美しい庭園の島にする」という目標に向かって新たなスタートを切りました。
それから10年が経過しましたが、この思いはいまも変わりません。新たに生まれ変わったこのウェブサイトとともに次の10年に向けた活動を開始していきます。

ガーデンアイランド北海道の活動経緯

2003年(平成15年)

2004年(平成16年)

2005年(平成17年)

2006年(平成18年)

2007年(平成19年)

2008年(平成20年)

2009年(平成21年)

2010年(平成22年)

2011年(平成23年)

2012年(平成24年)

2013年(平成25年)

2014年(平成26年)

2015年(平成27年)

2016年(平成28年)

2017年(平成29年)

2018年(平成30年)

・北海道ガーデンマップ2018発行(4月10日)
・厚別区「ガーデニング de お近づきみんなで一緒にまちづくり教室」受託(4月)
・札幌フラワーウィーク開催(6月15日~7月31日)

2019年(令和元年)

・北海道ガーデンマップ2019発行(4月1日)
・厚別区花のまちづくり事業運営業務受託
・映画上映会開催「FIVE SEASONS」(4月13日)
・GIHガーデンツアー開催(小樽・仁木・定山渓)
・札幌都心花と緑のガイドツアー開催(9月13日)

2020年(令和2年)

・北海道ガーデンマップ2020発行(4月1日)
・花のまち恵庭の魅力発信事業(外国人留学生を対象にした恵庭の花植えツアー、10月17日)

2021年(令和3年)

・北海道ガーデンマップ2021発行(4月1日)
・ガーデンツーリズム推進事業「『はなふる』を拠点とするガーデンツーリズム推進計画策定業務」を全国都市緑化北海道フェア2022実行委員会より受託(6月)

2022年(令和4年)

・北海道ガーデンマップ2022発行(4月1日)
・ガーデンツーリズム推進事業「『はなふる』を拠点とするガーデンツーリズム推進計画策定業務」を全国都市緑化北海道フェア2022実行委員会より継続して受託(6月)

ミッション

ガーデンアイランド北海道では次の4つの目標を掲げ、その実現をめざす活動を展開しています。

美しい大地・北海道の創造

北海道には、美しい自然環境や農村風景など「庭園の島(ガーデンアイランド)」と呼ぶにふさわしい風土があります。しかし、その風景はまだまだ荒削りで地域によっては自然の劣化も進んでいます。「ガーデンアイランド北海道」運動の推進により、北海道の風景に磨きをかけるとともに自然の再生に取り組み、世界に誇れる美しい北海道の創出を目指します。

花と緑の観光・交流促進

近年、花や緑を求めて多くの観光客が北海道を訪れるようになりました。また、世界自然遺産の知床をはじめ優れた北海道の自然の存在から、海外からも北海道の自然の魅力が注目されています。ガーデンアイランド北海道2008では、このような北海道の花や緑、自然の魅力を国内外にアピールして、北海道らしい魅力あふれるツーリズムの推進を目指します。

緑豊かな生活文化の創造

自然、花、緑は、北海道の豊かな生活文化を築く重要なキーワードです。花と緑の環境づくりに主体的に取り組むことによって、花と緑への愛着が芽生え、私たちの生活文化に潤いや豊かさが増えていくものと考えます。そこで、これまで培われてきた北海道の風土や文化的土壌を基盤にして、北海道の環境特性や気候風土に合った、豊かな生活文化、北海道独自のガーデン文化の創造を目指します。

花と緑の人づくり

美しい庭園の島北海道を実現するためには、花と緑の仕事に携わる人たちばかりでなくそうした花や緑に興味を持つ人が今以上増えることが必要です。また、これらの人たちの知恵と技術が向上し、情報が集積され、さらにネットワークが広がることが期待されます。ガーデンアイランド北海道は、このような人づくりやネットワークづくりの一つの社会実験として、多方面にわたる豊かな人材の育成を目指します。

登録会場

ガーデンアイランド北海道(GIH)では、GIH活動の趣旨に賛同いただいた全道の公園や庭園、景観地域をGIHの登録会場として認定しております。2018年度は92か所の会場が登録されました。 登録された会場は、GIHのガーデン会員として、ホームページやパンフレットで紹介するとともに、登録会場相互の連携を図り、北海道における花と緑のネットワークづくりを進めています。

会員・サポーター

ガーデンアイランド北海道は、“美しい庭園の島・北海道”を目指す道民運動です。特定の業界団体などが主導して進める運動ではなく、あくまで道民一人ひとりの力が結集されて実現する運動です。そのため、当NPOには次の会員制度があり、さまざまな形で活動に参加いただいています。
1.正会員:当NPO活動の中核となる個人、団体で構成されています。総会での議決権を有します。
2.賛助会員:GIHサポーターと呼び、ガーデンアイランド北海道の取組みを応援してくれる個人や企業・団体で構成されています。総会での議決権はありません。

【会費】(1年間)

1.正会員
・個人 一口 10,000円
・法人及び団体 一口 30,000円
2.賛助会員
・ 個人サポーター 一口 2,000円
・ 法人・団体サポーター 一口 10,000円

組織

NPO法人ガーデンアイランド北海道は、2007年8月にガーデンアイランド北海道運動の推進母体として設立され、今日に至っています。その前身は、2003年11月に設立した「ガーデンアイランド北海道2008を実現する会」です。 NPO法人ガーデンアイランド北海道は、2019年3月末現在、正会員、賛助会員(GIHサポーター)あわせて120会員が登録されています。正会員で構成される総会が最高決議機関ですが、主要な事業の企画・運営は理事会で決定され、進められています。

NPO法人ガーデンアイランド北海道 役員名簿(順不同)
令和3年5月26日改定

【理事長】内倉 真裕美/ブレインズ 代表
【副理事長】三石 浩司/有限会社コテージガーデン 代表取締役
【理事/事務局長】有山 忠男/株式会社ライヴ環境計画 代表取締役
【理事】赤嶺 太紀子/高野ランドスケーププランニング株式会社 取締役
【理事】大塚 英典/株式会社ライヴ環境計画技術部長
【理事】木村 篤/道路建設株式会社 取締役副社長
【理事】嘉屋 幸浩/一般社団法人北海道造園緑化建設業協会 会長
【理事】三島 敬子/NPO法人FIT北海道会議 理事長
【理事】愛甲 哲也/北海道大学大学院農学研究院 准教授
【理事】中山 美樹子/
【理事】福原 賢二/一般社団法人ランドスケープコンサルタンツ協会 北海道支部長
【理事】牧野 ふみよ/NPO法人Green Works 代表
【理事】笠 康三郎/有限会社緑花計画 代表取締役
【監事】黒田 秀徳/一般社団法人北海道開発協会開発調査総合研究所
【監事】村上 恒久/株式会社環境緑地研究所 代表取締役

事務局

〒060-0002
札幌市中央区北2条西13丁目1-10 札幌第一会計ビル3階
電話/011-213-1865
FAX/011-213-1866
e-mail/info@gih2008.net

TOPへ